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青年海外協力隊で保健師として活動しています。2011.1.12~フィリピンにやってきました。


by motokayo
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協力隊との出会い

「JOCV ブルキナファソの○○です」
って自己紹介されて、さっぱり意味がわからなかった。
大学3年生の春休み。ネパールにて。

※JOCV→Japan Overseas Cooperation Volunteer (青年海外協力隊)の略。
 ブルキナファソ→西アフリカの国 

協力隊を知ったのはこのとき。
大学3年生の冬頃、研究室の先生の勧めで、軽い気持ちでネパール行きを決めました。
先輩が進学した、大学院主催の研修に参加しに。現地集合でした。

PLA(Paticipatory Learning and Action:住民による参加型開発)という、開発分野では有名な手法の研修。
このときは、内容が健康問題。

日本からの参加者と、現地の村のボランティアとで研修を受けて、村でホームステイしながら
実際にフィールドワーク。

夜にはボランティア主催の健康教育にも参加。
途上国では有名な、デビット・ワーナーの『THERE IS NO DOCTOR.』という本が教科書。
日本でいう、家庭の医学??
夜、家事を終えた おばちゃんばかり集合。
その日は“脈をとってみよう”みたいなテーマ。
脈触れる場所を伝えて、実際にやってみると、「この子、脈あるよ!すごい」って、おばちゃんみんな感動。
(↑ 当たり前なのに)

レベルはどうであれ、このときの、何かを知る・伝える感動が忘れられない。
それで、保健師になった部分も大きい気がする。
(でも、看護師戻ったけど)
看護師でも、患者さんとか家族に何かを伝えるのは好きです。

PLAの考え方も、今でも細々と役に立っている気がする。

このとき出会ったメンバーが今でもつながっていて、JOCV参加した人も何人か。
知り合いの知り合いも、OGだったり。
大学の先生もOGだし、先輩も参加してたり、後輩も参加してたり、とにかく、参加者がいっぱいです。
だから、JOCV参加は特別な感じは全くしない。

参加したことで、自分の中で何かが変わるとか、現地の人を変えるとか、そこまで期待はしていないです。
だけど、この、ネパール10日間で何かが変わったのは確か。
だから、2年間行ったら、何かしら変化がある、と思ってます。

面接で 「派遣されたら“これだけはやりたい”っていうことはなんですか?」って聞かれて、
「現地の服を着て活動したい。」って言ったら、面接官が爆笑してた。
「そうじゃなくって・・・」と返されたけど。

でもこれはフィリピンでは叶わず。
服って、日本と同じだから。
あぁ、ネパールのクルタ着たかったなぁ。
・・・と言っていても仕方ないので、フィリピンで頑張ります。


では、フェリ・ベトゥンラ!(ネパール語で“また、会いましょう”)
by motokayo | 2010-10-02 00:41