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青年海外協力隊で保健師として活動しています。2011.1.12~フィリピンにやってきました。


by motokayo
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ワライ語開始

正確にはワライワライ語です。
メジャーなタガログ語とはちょっと違います。

レイテ島の東側1/3(残り2/3はセブアノ語)と隣のサマール島で話されている言葉。
でも、サマールは治安が不安定でJICA的に進入禁止なので、かなり限られたところでしか使えません。

70人弱いる協力隊員の中でもワライ語話せるのは5人ほど。
先生がいるだけ奇跡です。

今滞在しているフィリピン大学ロスバニョス校(フィリピンの東大)はタガログ語圏なので、勉強しても先生にしか話せない…という残念な環境。

そして、English→Warayの辞書はあるけど、Waray→Englishの辞書がないので、ホント大変です。
先生に聞くしかない、けど“(文法が)人によって違う”とか言われるとどうしようもない。

タガログ以外の現地語はきちんと学校でやらないから、口頭で伝えられてきた部分も多くて、あいまいな部分も多いらしい。
小学校から学校では英語。なのでみんな英語はうまい。
“Thank you , po”(Tagalish:poはタガログの丁寧語)とか“~ mam?”とか独特の英語です。
mam はもう慣れたけど、ホントすごい。
必ず語尾につく。丁寧語らしい。
このあいだ、スーパーでジャパネット的な実演販売をしてたけど、momの連発だった。
“ちょっとみてください。マーム”
“こんなによく切れますよ。マーム”
“今ならもうひとつついてきますよ。マーム”みたいな。

授業は英語でやるし、生活も全て英語で、どこでも通じるので、英語力は上がったような気がする。
ワライ語は1日80語ペースで新しい単語がでるので、もう飽和状態。
そして、英語の“L”の発音が“R”みたいな感じで、“R”は“RRR…”くらいものすごく舌を巻く。私、巻き舌できないので、致命的。難しい!
だからスペイン語避けてきたのに!

ちなみに“waray”は“nothing”という意味。どんな言語なんだか…
2/18まで続きます…
by motokayo | 2011-01-31 03:03 | 現地語訓練