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青年海外協力隊で保健師として活動しています。2011.1.12~フィリピンにやってきました。


by motokayo
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ひとりよりふたり

私の配属先にはKOICAボランティア(JOCV韓国版)がいます。
同じオフィスの管轄だけど、配属の病院は違う。
要請内容も半分くらい同じ。

そんなKOICAの彼女とは、ナースとしての背景は全然違う。
経験年数も彼女は2年。私は計6年半+JOCV参加後の謎の期間。
よって歳もずっと若い。
私は慢性期(長期療養)の患者さんを看ることが多かったけど、彼女はER。

韓国の看護ってどんななんだろう?と思っていたけど、多分、日本と似ている気がする。
(フィリピンの看護教育は全て英語だけど、韓国はハングルだそう。)

そのためか、フィリピン人とは考え方が違うことが多々あるのだけど、KOICAの子とはほぼ同じような価値観。
私が“はぁ?”と思うことは大体彼女も同じように思っている。

でも、ここからが違う。フィリピンペースに染まった私は、とりあえず何も言わない。
でも彼女はすぐ行動に出る。早い!
ここ数日、Drの計画(ボランティアに求めていること)がイマイチわからなかった。
事前にKOICAとプチミーティング。うちらの意見はほぼ一致。わからない部分も一致。
で、Drのところへ。
「何考えているかわからない」って、ハッキリDrへ言った。すごい!
前の配属先なら、ここでDrは逆ギレ。
でも違う。ここから2時間ほど討論。
一対一ではなく、二対一だったのはよかった。
Dr、若干セクハラ色が強いけど、仕事についてちゃんと考えているから許せる。

うちらを悩ませる、Drの壮大な計画とは、訪問看護を導入すること。
だけど、現状では無理でしょ~って感じ。
今いるスタッフの給料も払えてないのに…。
訪問看護を知った理由が、NHK World(NHK海外版)を見ていて、なんか特集があったから、らしい。
NHK Worldって海外にいる日本人向けと思っていた。現地人も見ているんだな~と実感。
こんな無謀な計画にしばらく振り回されます。
by motokayo | 2012-04-16 22:56 | Baler life