青年海外協力隊で保健師として活動しています。2011.1.12~フィリピンにやってきました。


by motokayo
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

被害者心理?

ちょっと古い記事だけど、こんなニュースがあった。
「上海で日本人女子学生、男に殴られ7針縫うけが」
参照(リンクあり)

どんな気持ちだっただろうか。
痛いほどよくわかる。頬の縫い跡がキレイになるといいけど。
「怖かったでしょー」「ゆっくり休んでね」と言われたに違いない。

看護の教科書的には、この声掛けは正解。
私も何人もの人に言われた。
だけど、この言葉、何だか言われてもしっくりこない。漠然としすぎて。

「怖かったでしょ」って言うのは、恐怖で泣いてたり、震えてたりしてたらいいと思う。
でもそうでないと、その場面を思い起こすことになるので、NGと思う。
「休む」っていうのも、なぜ?って感じ。何をどうやって休む?

そういえば思い出したけど、私のときも健康管理員はこの二言は言わなかった。
だからさすが!と思う。
私が医療職だったからか、処置を実況してくれたり(見えないから)、次どうすべきか具体的な行動を示してくれた。
病院のいい加減な対応にも妥協せず、とことん話してくれた。

ちなみに一番響いた言葉は、某隊員にひとこと“生きててよかった”と言われたこと。
その通り!!これ以上の言葉はないと思う。
変な憶測じゃなくて、事実をそのまま伝えるのが一番。

だから、看護ってやっぱり教科書が全てではない、といつも思う。
何となく言葉をかけるのじゃなくて、どれだけその言葉に重みをもたせるか、だと思う。
あとは言葉を響かせる関係づくり。これは一瞬会っただけでもできる。

被害者に一度なってみて、やっぱりこの経験を活かさなきゃな~と最近思ってきた。
日本じゃ、普通の人じゃなかなかできないから。
…というのをこのニュースを見て思い出しました。

それにしても、上海、日本人あんまり目立たないんんだけど、
たまたまだったのか?日本人が狙われたのか? 謎。
[PR]
by motokayo | 2012-03-11 22:17 | 思うこと